汎用型から自社型へ、これからの人材育成の考え方
企業における人材育成の手法として、eラーニングはすでに当たり前の存在となりました。
一方で、「導入したものの、社員の行動や成果につながっていない」「受講はしているが、学習意欲が感じられない」といった声も多く聞かれます。
こうした課題の背景には、eラーニングをどのように設計し、どのような位置づけで運用しているかという本質的な問題があります。
近年注目されているのが、eラーニングの内製化という考え方です。
eラーニングと社員教育の関係性を見直す
従来の社員教育において、eラーニングは「研修を効率化する手段」として導入されることが多くありました。
集合研修の代替として動画を配信し、テストを行い、受講完了を確認する。この形は業務効率の面では一定の効果があります。
しかし、社員教育の本来の目的は、単に知識を与えることではありません。
業務の質を高め、判断力を養い、現場での行動を変えていくことにあります。
eラーニングが社員教育の中核を担うためには、「何を学ばせるか」だけでなく、「なぜ学ぶのか」「どのように仕事に結びつくのか」が明確である必要があります。
eラーニングとモチベーションの関係
eラーニングが形骸化してしまう最大の要因の一つが、学習者のモチベーション低下です。
特に汎用型のeラーニングでは、自社の業務や課題との結びつきが弱く、学習者にとって「自分ごと」になりにくい傾向があります。
人は、自分の仕事や評価、将来に関係があると感じたときに初めて主体的に学びます。
逆に、目的が見えない学習は「やらされ感」を生み、内容がどれほど優れていても定着しません。
eラーニングにおいてモチベーションを維持・向上させるためには、学習内容が現場の課題や判断と直結していることが不可欠です。
eラーニング内製化がもたらす価値
eラーニングを内製化する最大のメリットは、自社の文脈に合わせた学習設計が可能になる点です。
自社の事業内容、業務フロー、判断基準、価値観を反映した教材を作ることで、学習は一気に現実味を帯びます。
また、内製化されたeラーニングは「一度作って終わり」ではありません。
運用しながら改善し、現場の変化に応じてアップデートしていくことで、社員教育の資産として蓄積されていきます。
このプロセス自体が、教育を単なるコストではなく、将来への投資として捉える文化を育てます。
eラーニング内製化と社員教育のこれから
これからの社員教育において、eラーニングは単なる情報提供の手段ではなく、判断力や問題解決力を養うための学習基盤としての役割が求められます。
そのためには、動画を配信するだけのeラーニングから脱却し、
・自社の課題に即した内容であること
・学習者が考え、アウトプットする設計になっていること
・学習後の行動や変化を振り返る仕組みがあること
が重要になります。
これらを実現するための現実的な選択肢が、eラーニングの内製化です。
eラーニング内製化を検討されている企業様へ
弊社では、eラーニングを「作ること」ではなく、「機能させること」に重きを置いた構築支援を行っています。
教材制作会社とは異なり、学習設計の視点から、社員教育全体を見据えたeラーニング内製化をご支援しています。
社員のモチベーションを高め、行動につながる社員教育を実現したいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
eラーニング内製化を通じて、貴社にとって本当に価値のある学習基盤づくりをサポートいたします。
